圧空成形品+接着の組合せによる製品化 カイダック
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製品特徴
《お客様からの要求》
①形状変更ができないので、何とかこの形状にしたい。
②少々、荷重が掛かるため肉厚が薄くならないようにしたい。
《ご要望への対応》
①圧空成形にて、アンダー形状部を再現し、外観面を基準として成形。
成形時に2部品を同時につくり、最後に外観面に段差が生じないように溶着をして、この形状になるようにしました。
②2部品に分けてつくる事により、偏肉(薄肉)を抑え、強度が出るようにしました。
圧空成形品は部分的なアンダー形状へ製作できますが、袋形状は単体では製作できないため、2部品を成形し接着で組み合わせることによって袋形状の樹脂カバーを製作いたします。圧空成形は射出成形のようなシャープな形状を製作するのに適しているため、工業用機械カバーや産業用機器の樹脂カバーなどに多く使用されます。プラスチック材料シートとしては主にカイダック、タフビロン(アクリル変性高衝撃塩ビ板)、ABS、PC/ABS(ロア)が使用されます。 -
材質・サイズ
材質:カイダック(SKDN1200)
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開発期間・納期目安
開発期間:1から2ヶ月
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公差レベル
±0.3~0.5程度